【髪のお悩みQ&A】エラが張っているのですが、どういうヘアスタイルなら似合いますか?

Q:

我が家の家系は代々エラの張ったホームベース顔。めでたく年明けには結婚式を予定しているのですが、
今からならじゅうぶん髪を伸ばす時間があります。

とはいえアップにすると四角い顔が強調されるので、あまりあごのラインは出したくありません。

私のようなベース顔は、どんなブライダルヘアなら似合うのでしょうか?

A:

質問者様のように、ホームベース型の女性も顔の輪郭にコンプレックスを持っていることが多いようで、
非常に多くの相談を受けます。

丸顔の人や面長の人同様、ベース顔もヘアスタイルでカバーすることはもちろん可能ですので、自分好みの
ヘアスタイルにできるポイントをご紹介していきましょう。

ベース型は全体的に顔が平面的で骨が角ばっているように見えてしまうことから、どうしても意思が強くて
男らしいという印象を与えがち。芸能人で例えると、ローラさんや前田敦子さん、田丸麻紀さんあたりで
しょうか。いずれも個性豊かなメンバーですね。

ベース顔の女性が最も気にするエラの張りを目立たないようにカバーするためには、丸顔さんと同じく
縦のラインを強調するのがおすすめ。

直接的にダウンスタイルでエラを隠すのも良いですが、アップスタイルで四角いフェイスラインをカバー
することも可能です。トップにボリュームを出してサイドを下ろすと、縦のラインが強調されるだけでなく
トップに目が行くのでエラが目立たなくなります。

逆に避けて欲しいのが、ふわっと横に広がるようなシルエットやボリュームが耳から下にあるスタイル。
エラから上に向かってふくらみを持たせたり、丸みのあるラインを作りましょう。

前髪を下ろすなら縦に流す意識を。額やあごなど張っている部分を隠すと良いでしょう。

コンプレックス部分を隠すのには、前髪以外にも再度のおくれ毛が便利で、アップでもハーフアップでも
顔周りのおくれ毛をカーラーで巻いて散らせば、四角くて平面に見えがちなフェイスラインをカバーして
くれます。

おくれ毛を使ってもまだ見えている部分が気になるようであれば、シェーディングでカバーするなど、
メイクで工夫してさらなる視覚効果を狙うのもおすすめです。

他にもベース顔には髪をきっちりまとめずにルーズにするボブスタイルや、女性らしいやわらかさのある
編み込み系のまとめ髪も似合います。ただし、大きなシニョンやおでこを出したヘアアレンジは避けた方が
良いでしょう。